「目に余る行為」

  • 2018.12.11 Tuesday
  • 10:37

 

 久しぶりの「温泉・サウナ ゆるゆる考」でございます。

 

 先日行った日帰り温泉銭湯の件。

 ご存知の方はご存知の通り、ソノ手の温泉施設には、浴場内外各所に、様々な公衆浴場におけるマナー関連の注意書きが、微に入り細に入りコト細かに山のように表示されておるのです。

 手書き、印刷物、パネル・・・形態を問わず、とにかくベタベタと注意を促しておるのです。

 ま、ソレほど公衆浴場におけるマナーが荒廃しておるというコトですな。人心は乱れておる、と。

 

 タオルは浴槽に浸けるな、毛染めはするな、泳ぐな、小便も大便もするな(アタリマエや)、大声で喋るな、走るな、賭け湯して汚れを流してから浸かれ、浴槽内でカラダ洗うな、高血圧の長湯はキケンだ、ヒートショックには気をつけろ、入れ墨・タトゥーは出て行け、風呂で飲食するな、屁こくな(コレはないかも)・・・等々、よくある定番のフレーズの他、歯磨き禁止、髭剃り禁止などなど、保健所からの通達なども増加の一方である。

 さて、そんな中、ワシは先日、初モノを見た。

 いくつかの、よく目にする項目の中に燦然と異彩を放っておった。

 

 「目に余る行為は慎むこと」という一行である。

 

 う〜む、アレだけ禁止したうえで、ソレらの事項を全て凌駕するような迫力の注意事項。

 範囲が広すぎて抽象的で、恐ろしく想像をかき立てるフレーズ。

 はて、公衆浴場における「目に余る行為」とは、どんな所業を指すのだろうか。

 一般的に「目に余る」というたら・・・・・goo辞書(デジタル大辞泉)には、…度がひどくて黙って見ていられないほどである。⊃瑤多くて一目で見渡せないほどである。と書いてある。

 

 う〜ん・・・どんなヒドイことがあるだろうか。集団で入って来て、一糸まとわぬ姿で、一糸乱れずヒドイことをするのか。

 イヤラシイこと。不気味なこと。不潔なこと。乱暴なこと・・・・・。

 ソー言えば、昔、新橋のカプセルホテルのサウナで「怪しい人を見たら、すぐフロントへ」という貼り紙が、そこらじゅうにヤタラとベタベタ貼られた不気味なトコロがあった。

 ソノ注意書きの数がヤタラと多いので、ワシはビビッていた。

 ガラガラというか、ワシ以外誰もいない浴場を注意深く進んで行くと、湯煙の中、立ったまま向き合って抱き合って濃厚に弄(まさぐ)り合っている大ガラの2人のオッサンを発見し、「コレか」と思った記憶がある。

 怖くなったワシは、洗うものも洗わず浸かるコトも忘れて、とにかく、すぐ出た。フロントに連絡するもナニも、ホントにコレがソレ(怪しい人)のコトかドーかも分からないし、結局風呂にも入らず、フロントにも寄らず、ダッシュで自分のカプセルに戻ってカーテンを閉めて、尻の穴を抑えて寝た。

 まだ二十歳前後だったアノ時の恐怖は、キョーレツな光景であった。東京はコワイと思った。

 

 「目に余る行為」て、あんなんを指すんやろか。

 嫌なモン思い出してしもた。

 

 ソー言えば、コレも昔、高校相撲の全国大会が地元であって、郊外の大型温泉施設の大浴場に浸かっていたら、ドコかの高校の相撲部の30人ほどが集団でドドドドと入って来たコトがあったが、アレもアレでアル種の脅威であったなぁ。脂ぎったデブの集団というのは脅威になり得る。

 公衆浴場には、様々な恐怖や脅威があるから、要注意だ。

 

 

😊今朝のNHK朝の連ドラ『まんぷく』😊

萬平が「武士の娘の娘の婿」というコトは、源は「武士の娘の娘と婿の長男」であり、例えばカンベくんは「武士の娘の娘の婿の部下」であり、世良は「武士の娘の娘の婿の信用ならない胡散臭い友」となる。即ち、全て松坂慶子を中心に世の中は構成されているのだ。内田有紀の幽霊が登場し、ソノお告げのお蔭で東京進出は決まったが、内田有紀の幽霊よりも観音様的松坂慶子の肖像画のほうが、青白くて幽霊のようであり不気味。昆布ダシでダネイホンは生まれ変わり、たちばな栄養食品は、いざ薄情な東京へ。

 

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●和モノ 【絵本『CONTON』】 http://www.youtube.com/watch?v=RA1t2ssZk_o
びごーじょうじ×KatsukiHarusuke
洋モノ 【CONTON English version】 Picture Book『CONTON』Joji Bigo×Harusuke Katsuki
Story and Pictures:Joji Bigo/Music:Harusuke katsuki/Translated:Yukiko Nakata

 

「身体の汚れは、こころの汚れ」という♨入浴マナー警告について

  • 2018.03.22 Thursday
  • 10:01

 

 先日「UQモバイル」友近家族編のテレビCMに、釘づけであるというご報告をしましたが、ワタクシ大変な見落としをしておりました。

 右手手前から3番目のママのお腹が大きい、というコトであります。

 ズバリ、おめでたでしょう。4人目でしょうか。或いは、アノ大きさは複数子、双子とか三つ子・・・即ち、5人目6人目という可能性がないコトもない。

 そんな設定になっていたとは・・・・恐れ入りました。益々、目が離せません。

 

 

 さて、昨日、トアル日帰り♨へ。

 ♨施設の中には、やたらと貼り紙の多いモノがあります。施設内での注意事項、禁止事項、ま、入浴マナーについて、いちいちコト細かに、イラスト入りで警告しております。

 昨日の施設は、脱衣場や休息室や飲食スペースや廊下や便所は無論、浴場内にも防水加工を施した貼り紙がアチコチにありました。

 

 アタマを洗い、シャワーを取ろうと手を伸ばしたさらに上の方に、ソノ注意事項がありました。

 「身体の汚れは、こころの汚れ」と大書きし、下の方に「入浴前に、よく洗い流しましょう」と小さく書かれておりました。

 ナルホド、ウマイこと言うなぁと、ミョーに感心し、ソノ後、リンスして洗い流して、チャッチャと片づけて大浴槽へ。(ワシもリンスぐらいしまんねん。へへ)

 

 アゴの先端まで湯に浸かり、手足をダラ〜と漂わせ、プハ〜などと吠えながら、湯気で霞む中空をボンヤリと眺めるようなソーでもないような・・・で、フと、さっきの大書きを思い出した。

 「身体の汚れは、こころの汚れ」、ウマイこと・・・・・・・言うてるか?

 「身体の汚れ」は「こころの汚れ」て・・・つまり・・・ドーいう意味や?

 ナンとなくウマイこと言うとるようで、よーく考えると、ドー解釈してよいのか分からんのだ。

 

 カラダが汚れておる人は、ココロも汚れている、と、順接に解釈するなら、そんな失礼なモノ言いはないし、ザケンなよ、なのである。

 百歩譲って「汚れ」を「疲れ」と混同解釈するようにして、カラダの汚れとともに、ココロの汚れ(疲れ)も洗い流しましょう。ソレから浴槽に入りましょう。などとすると、「入浴前に、よく洗い流しましょう」という、キレイにしてから浴槽に入れというマナーを促す意味合いがなくなってしまう。そもそも、疲れは、洗い流すくらいでは取れないから、湯に浸かるのである。バカタレ。

 

 で、ココは逆接的に解釈してみる。即ち、浴槽に入る前に、洗い流してカラダをキレイにするのがマナーである⇒そのマナーを守らないのはよくない⇒ソコのトコロを胡麻化して湯に入るのは、ココロが汚れている証⇒そんなコトするオマエは悪魔か!カラダを汚したまま浴槽に入るというマナー違反をするようなヤツは、ココロが汚れて真っ黒けに違いない!そんなヤツは地獄へ落ちろ! などと、マナー違反を半ば脅しているのか。

 

 サラッと読めるからついついナットクしてしまったが、言語明瞭・意味不明。

 ゆっくり浸かった割には、あまり疲れの取れない♨であった。

 汚れは取れたけど。

 

 

😊今朝のNHK朝の連ドラ『わろてんか』😊

てんも藤吉(幽霊)も、「ん廻し」、よぉ憶えましたなぁ。さて、ボンの出征を前に、周囲がアレコレと気を遣う。気をまわす。みんなに愛されてますなぁ。藤吉とてんを思うキモチがボンに昇華しておるというコトか。小豆に卵に白米、コレらにもキモチが集約されております。リリコは相変わらず人のココロを先読みし、ダイレクトに表現する。ツバキと息子は、てんと暮らすコトに。明日は初孫と初対面。ボンは英語が出来るから、前線に送られる心配はないとフータは言うておったが、戦況の悪化と共に、そんな甘いコトは言うておれんようになると思うのだが・・・。藤井隆「万丈目吉蔵」先生は、ドーしてまっしゃろか・・・。

 

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久しぶりに日帰り温泉で考えた

  • 2017.12.11 Monday
  • 09:33

 

 (平将門みたいに)怨霊になって末代まで祟ってやる、といった文言からはただならぬ気迫が伝わってきますが、現代社会において法的に「脅迫」に該当する合理性はあるのでしょうか。本人は将門の輪廻転生みたいなココロモチで生きていたのでしょうか。ソレは勝手ですが、神よりフィリピンパブに仕えていたみたいなので、バチが当たって、次の転生はカエル辺りではないかと思います。

 

 

 さて、先日行った日帰り温泉にて・・・。

 休憩室のワシが座っている位置から、スナック・菓子類を販売している売店が見える。で、ソノ中に、小袋でバラ売りしているスナックが3種類ほど陳列してあって・・・よくある「こつぶっこ」みたいなおかきとか、「ベビーラーメン」みたいなモノとか、あと1つは不明だったが、とにかく駄菓子屋なんかにありそうな小袋スナックが、各種キレイに縦並びにボール箱に入って3列並んでいる。

 で、ソレゾレのボール箱の前に、手書きの値段札が貼ってあるのだが、右から順に1760円、1750円、1760円なのだ。

 小袋スナックが1760円。

 ナンじゃソリャ。ワシのココロはザワついた。そんなバカな。

 コレは看過できないと、席を立ち近くに寄って凝視観察した。

 「1ケ60円」なのであった。スゴイ癖字。クセがスゴイのじゃ。

 ケが7に見えたのだ。7に見えるケだったのだ。ケはやや下に、小さめに書いてもらいたい。というか「1ケ」は不要だ。

 

 ついでに便所でウンコをした。

 座った目の前の扉に「忘れ物はありませんか?」と書いてある。

 コーいった注意書きは方々の便所で目にする。

 が、ソノ便所の注意書きには、ご丁寧に具体例が5つ挙げてあった。

 「上着・ジャケット 」「カバン・手荷物」「財布」「携帯電話」「メガネ」が、イラスト付きで書いてあった。

  ・上着・ジャケット ・・・ウンコに上着はジャマだ。了解。

  ・カバン・手荷物 ・・・1億円が入ったバッグなら手放せないかもしれないが

              一般的に、荷物を手にしたままウンコするヤツは稀であろう。了解。

  ・財布  ・・・ワシにはその習慣はないが、尻のポケットからデッカイ財布が半分ほどはみ出しているヤツがいる。

          アレは札入れなのか、小さいカバンなのか。とにかく便器に落とす可能性がありキケンだ。了解。

  ・携帯電話 ・・・ワシには常に肌身離さず持ち歩くという習慣はないので、こんな注意は不要だが

           多くの人にはアルアルなのかもしれない。一応了解。

  ・メガネ ・・・さて、ワシがウンコをしながらズーッと考え込んでしまったのがコレである。

          安易に了解できなかったのである。

          ワシもメガネをしている。第二の目となっている。コレは常に離せない。

          で、である。ウンコの度にメガネを外すヤツがいるのだろうか。

          メガネを外してまでリキむウンコを私は知らない。

          ドーしてウンコするのにメガネを外して、ソノ辺におく必要があるのだろうか。

          メガネを飛ばしてしまうほど、例えば激しく首を振るなどしてウンコをするヤツがいるのか。

          かなりの時間考えてみたが、答えが出る前にウンコが出てしまい、便所を後にした。

          今もまだ分からない。不思議だぁ。

 

 アレコレ考えさせられる、貴重な日帰り温泉でありました。

 

 

😊今朝のNHK朝の連ドラ『わろてんか』😊

伝言ゲームでの夫婦の会話には限界があるが、伝言ゲームを構成する通訳係には、やがて読心術が身につくようで、藤吉とてんがモノを言うより先に、代弁するようになってしまいましたなぁ。最後にリリコがてんに言うたコトは、アレは持って生まれた素質と境遇から出てくる素養のようなモノで、てんには一生分からんかもしれんな。組合員(ガンさん)のスト破りを報告に来て、皆を連れて現場へ向かう際のドアップの繊細なオカマ系顔芸が、本日唯一の藤井隆「万丈目吉蔵」の見せ場でした。ソレにしてもハンテンがよく似合う。

 

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久しぶりの白峰温泉総湯前での化学反応的大発見

  • 2015.01.18 Sunday
  • 20:44

 昨夜は某団体の新年会で深夜までアホみたいに飲んだので、今日は心身を癒そうと(身はともかく心は必要ないか・・・)1年ぶりか或はソレ以上ぶりに、白峰の総湯へ行ってきました。
 天気予報がスコンと外れて、朝から青空のええ天気でした。


まぁドコもカシコも雪のレベルが違いますなぁ。さすがに。
車道はキレイに除雪されていてモンダイありませんが、ソレ以外のトコはドコも雪雪雪雪雪雪だらけでありました。


屋根の雪下ろし日和で、アッチでもコッチでもドッサドッサと雪を落としていました。
右手向こうに見えるのが白峰温泉総湯です。
ココの屋根は材質によるものでしょうが、雪はキレイにありませんでした。
手前の紅白の棒は、駐車場と民家の間の側溝というか用水路の境界線を表す目印。
何もかも雪が覆い隠しているので、コレがないとズボと落ちてしまうのであります。

 さて、久しぶりに白峰温泉に浸かって、ココのヌルッヌルのトロットロのアルカリ泉特有のマッタリ系に、全身、納豆ではなくモズクではなくウナギというかナマコというか、とにかくトロけるような温泉だったと思い出したのでした。
 スキー帰りの人でイッパイになる前のやや早い時間だったので、空いていてヨロシュウございました。

 ところで、栃餅(とちもち)ぜんざいを食べ、コーヒーを飲み、バニラアイスを食べ、ケツメイシ茶を飲み、そば茶を飲むと、口の中が狢の裏のニオイ瓩砲覆襯灰箸鬚澗乎里任靴腓Δ。
 本日発見しました。
 総湯の前のカフェで地産品を主とするメニューを頂きましたところ、全てを食し終わった瞬間、口の中が狢の裏のニオイ瓩頬たされ、アタマを抱えてしまいました。
 栃の実のアクやコーヒーのタンニン(?)やらカフェイン+バニラの乳成分+ケツメイシの生薬成分(植物油脂?)+そばの???成分やらが化学反応によって狢の裏のニオイ瓩坊觴造靴燭里世塙佑┐蕕譴泙后
 やってみ!

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(さあて明日から余市ですゾ。      以上『マッサン』関係)
 

温泉脱衣場でのハナシ

  • 2014.12.03 Wednesday
  • 10:17

 オカシな温泉2題。
 というか温泉脱衣場でのハナシ2題。

【その |忙卉Π畩貶圈
 70〜80歳ほどの4人のジジイが風呂から上がってクールダウンしながらウダウダと喋っておりました。
 ソコへ1人の若者が入ってきました。若者といっても30代後半〜40くらい。
 ジジイたちとは知り合いのようです。同じ地元民。
 若者は現在海外で仕事をしている(アチコチ転勤している?)ようで、久しぶりに帰国・帰省し、コノ地元の総湯に来たみたい。
 ジジイ連からオオーと声が上がり、皆と挨拶。若者は現在タイでIT関連(よく分からん。半導体かもしれん)の仕事をしているという。
 ワシの観察によると、若者は地元のチョイヒーローらしく、ジジイたちからもチョイ歓迎されている感じ。
 今、ドコで何をしておるかというジジイ連の矢継ぎ早の質問責めに合い、若者は困っているかというとソーでもなく、かなり調子を上げて、生活環境、仕事内容などについて、丁寧にハナシをしていた。
 しかし、徐々に空気は変わり始める。
 若者にとって、コノITバナシこそが今の自分を伝える際の軸の部分ちゅうかアイデンティティーであるようなのだが(チョイ自慢気)、タイと聞いたジジイ連にとって最大の興味は、キックボクシングとニューハーフ(ジジイ連はオカマオカマと言っていた)なのだ。
 若者はドーも、タイのシリコンバレーのようなトコロ(そんなトコあるんや)について、そして自分はソコで指導的な立場にあるというコトを話そうとするのだが、チョッと踏み込むと、ジジイ連がキックとオカマ関連に持って行こうとするのだ。ハナシの流れを。
 若者は極力ソツなく波風立てず自然に引き戻そうとするのだが、ジジイ連の耳には届かない。
「やっぱ本場のキックはスゴイか」
「蹴られたコトあるか」(あるワケないやろ)
「タイ人はみんなキックボクシングやるんか」
 若者はテキトーに応え、何度も矛先(ほこさき)を変えようとする。
 しかしジジイ連には、そんなコトは関係ないという明確な意志が見て取れる。
「やっぱキレイか」
「女よりキレイなんやろ」
「タイ人の男がみんなオカマというワケではないんやろ」(アタリマエや)
「ソノ辺にもイッパイおるんか」
「ドコへ行ったら見れるんや、ソーいう店あるんか」
という質問には
「さぁ自分はソーいうトコ行かないんで・・・」
と答え、表情を硬くする若者であった。
「アレは男でもない女でもない第三の性やと聞いたコトあるぞ」
などと博識ジジイもいて
「おおー」
「ソーかソーか」
「なるほどぉ〜」
・・・・・
ジジイ連の盛り上りは徐々に自己完結の方向に向かっていた。

 そんなやり取りの間に、ジジイ連はほぼほぼ服を着て、若者はスッポンポンになっていた。
 ジジイ連はほとんど若者を無視して自分らだけで話して大笑いしており、置いていかれた若者は「ほんなら・・・」と会釈して浴場へ歩を進めたが、ソノ表情は明らかに不満気で淋し気で、フラついているようにも見えた。
 若者が浴室に姿を消すと、ジジイ連は何やら皆とても上機嫌で仲よく風呂を出て行った。
 扇風機の前でコノ一連の出来事を観察していたワシのカラダはスッカリ冷え切っていた。
 自慢したかった若者と、キックとオカマにしか関心のないジジイ連の綱引きが実にオモシロク、自慢し切れなかった若者の挫折感と疲労感、娑婆の森羅万象は全てハナシのネタでしかない元気イッパイのおジイちゃんたち、このコントラストがとても味わい深い、温泉脱衣場でのひと時でございました。
 

【その◆―子脱衣場編】
 別の温泉で、家内が取材した女子脱衣場でのハナシがあり、コレも本日ご報告のつもりでしたが、男子編だけで気力を使い果たしてしまいましたので、女子編は明日かソノ次の日か・・・とにかく後日というコトで。はい。

 急激に冬めいた師走3日目でございます。

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(アノ面接は、先進的やなぁ。)
(プロジェクトは動き出したが、まだまだ時間かかりそうやな。)
(そうそう昨日から気になっておったのじゃが、鴨居社長の周りはイエスマンだらけなんや。マッサンは異端やね。)
(マッサン役の玉山鉄二がダイハツの軽のCMに出ておるが、家内は何度見ても同一人物だと理解できないようで)
(というか、ワシが説明してやっとるにも係わらず、認めようとせん。)
(かねてよりアホやアホやと思っておったが、バカやなアレは。最近、アホバカが顕著に進行しておるようや。)
(・・・・ま、そんな内輪のハナシはドーでもええか。        以上『マッサン』関係)
 

蛍とジジイと鮎

  • 2014.06.17 Tuesday
  • 13:01
    
 ソレにしても爽やかな日が続いております。
 カラ梅雨にもホドがある。
 例のカエルはワシの部屋のドコかで、干からびておるのでしょうか・・・・嗚呼。
 
 日本人審判団が話題づくりに一役買い、日本人サポーターが賞賛され、あとは肝心の代表がサッカーで結果を出すだけなのだが、コノままでは本末転倒になってしまいそうな・・・・。

 そうそう、昨夜、今年初の蛍を見ましたよ。山口ではない。(ドーもサッカーからアタマが離れんな・・・)
 ココ数年毎年、ワシの観察スポットになっている、小山の脇にヒッソリと広がる水田エリアであります。
 ココんトコ、涼しいし湿気もないし、とにかく蛍が溢れ出すムワッとした不快指数3万8000(・・・ドーいう指数か分からん)の夜ではなく、昨夜は別に期待して通ったワケではないのですが、いました。まだチラチラとでしたが。
 ドッカーンと大量発生するタイミングにピタリと行くほど研究熱心ではないので、いつも偶然、行き当りバッタリではありますが、一昨年でしたか、田んぼと小山の境い目の雑木林一帯がボンヤリと薄明るく黄緑に輝いて・・・・というかボォ〜大量の火の玉が燃えているような、コノ世の光景とは思えない、スンゴイ光景を見てしまったので、ついつい期待して足が向いてしまうのであります。

 で、昨夜はソノ爛曠織襪領き瓩魃曚┐浸蛎Δ砲△訃さな温泉銭湯に行ったのです。
 浴室に入ると、先客はジジイが2人。
 1人は股の辺りをカッカッと泡立てており、もう1人は浴槽の脇で死んでいました。と、ワシには見えた。
 浴槽の縁にアタマを載せ、局部を隠すコトもなく、ダラ〜ンというより硬直した感じで仰向けに伸びておりました。口は半開き、左手は体躯にピタリと寄せ、右手はくの字に曲げ空を掴むようにして固まっておりました。目は薄目を開いているようにも閉じているようにも見えたのであります。
 半開きの口、硬直し空を掴むように屈曲した腕、開いているのか閉じているのか分からない目。
 中でも、コノ犢田召袈を掴むように屈曲した腕瓩篭砲瓩動柩佑如南米のナンタラ帝国遺跡から発掘されたミイラを思わせるのでありました。
 ワシはソノ横で、浴槽の脇にしゃがみ、掛かり湯をしながらチラ見して、胸から首の辺りを確認したのであります。呼吸をしておるのか死んでおるのか・・・・呼吸しているようには見えない。
 緊急事態発生か。

(全身浅黒く痩せこけており、ソレがまた死体感をソソルのである。ソレにしても異様でしょ、右手。)

 ん〜・・・・と思案しつつ、浴槽の湯をガバガバと掛けておったら、ソノ返り湯(?)が飛んで掛かったか、或は、ソノ音に反応したか、そのカリカリの死体ジジイが、突然「パフォー」と、サーカス団の曲芸象が脚にカラマッタ鎖の苦痛を嘆くような哀愁に満ちた声色に似た蘇生の雄叫びを吐いたのであります。驚くようなボリュームで。
 ビックリしたーッ。
 ま、生きててヨカッタ。
 しかも、そのカリカリ死体ジジイは、恐るべき身体能力で、象鳴きの直後、無反動姿勢で(つまり勢いなどつけるコトなく、スススッと)まず上体を直角に起こし、次いで、シュッと立ち上がり、ワシを軽く見下ろした後、股間を泡立てていたもう1人のジジイ方面へ向かい、何か話し始めたのでありました。
 な〜んや、知り合いか。

 昨日、県内は一部の河川を除いて、鮎釣り漁が解禁されたそうで、そのジジイ2人は鮎釣りメイツで・・・ただ2人は別々の河川か、或は同じ河川の遠く離れたポイントで釣っていたらしく、昼間は顔を合わせておらず、夜、コノ温泉で「釣果報告連絡協議会」を開催したのでありました。たぶん。
 いつものように聞き耳を立てていると、双方ともに小振りの鮎が山のように釣れたみたいで、自慢合戦を繰り広げるのではありますが、いざドコのドノ辺りという釣りポイントのハナシになると、互いに牽制し、探りの入れ合い、腹の探り合いを繰り返すばかりで、ゼッタイに白状しないのであります。他の誰々はドコソコで釣ったとか何とか、他人ゴトの報告については、やたら饒舌でしたが。
 マツタケ狩りなんかと同じロジックなのでしょうか。
 面白いモンやねぇと、ワシは鼻の下辺りまで湯に浸かり、ブクブクブクブクゥゥゥゥゥ〜と泡(あぶく)を吹きつつ、アレが死体だったら・・・・と、妄想の翼を広げるのでありました。

 ま、爽やかな夜に蛍がいたコト、温泉でジジイが死んでいたコト、実は生きていたコト、鮎釣り師たちの心理ゲームが面白かったコト、ま、そんな夜でした。
  
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和モノ 【絵本『CONTON』】 http://www.youtube.com/watch?v=RA1t2ssZk_o
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(編集者に向き不向き、あると思うなぁ。不向きな人いるもん、実際。いるいる。)
(「逢引」って、不穏な響きやなぁ〜。やたらインビな感じがする。うひッ。      以上『花子とアン』関係。)
    
 

寺前オマエ

  • 2014.04.28 Monday
  • 11:50
    
 『テルマエ・ロマエ』観たいなぁ。
 「供廚鰐杵世里海函▲謄譽咾任盍にやった「機廚諒もチャンと観ておらず、ドッチもチャンと観たいなぁ。
 風呂好き、温泉好きのワシが観ておらんというはイカン。
 
 そもそもテルマエ・ロマエて何や?
 テルマエは(古代ローマの)公衆浴場で、古代ローマのアッコッチの都市に少なくとも1つはあったモノらしい。
 ロマエはローマ(の)という意。
 てコトは「古代ローマの公衆浴場」か。まんまやん。
 近くの川やら用水路から水をひいて沸かしたというコトやから、温泉ではないのか。熱水泉を利用したモノもあるみたいやけど・・・・。
 テルマエもロマエも聞き慣れないコトバで、すぐに憶えられず、当初「寺前オマエ」と憶えたものである。寺前さんという知り合いがいます。

 温泉がブームになって日帰り銭湯になったのは、回転寿司が登場して寿司が高級で特別なモノではなくなったのとチョッと似ている。
 ワシはブームの遥か前から(と方々で自慢している)長年アッチコッチの温泉に浸かり、潜り、飲み、寝、食べ、温泉界を眺めてきたが、大型大衆温泉施設スパランド的なモノが全国津々浦々ポコポコ出来て久しく、いつ何時ドコもカシコもイッパイの温泉ブーム大爆発の全盛期は過ぎたと肌身に感じて実感している。
 最近、少ないのである。
 ドコも割と空いている。
 ま、曜日、時間帯にもよるが、総じて少なくなった。
 アコもソコも、そうそうアソコですら、ゆったり浸かれるようになった。風呂上がりの休憩大広間なんかも、ひと頃は場所取りが大変だった(ソレをいえば洗い場も同様だった)が、最近はドコもラクショー。
 分散化し、集中度が下がったコトもあるのだろうが・・・・。
 それから、施設が老朽化し改修時期を迎えたようなトコロで、廃業を選択するトコロもチラチラある。コレもアッチコッチで。
 減ったね。温泉入浴人口。

 大型施設の構造は驚くほど皆同じで、いわゆる驚異のワンパターン。
 で、ソーいう感じのトコロは厭きた。近年は、施設内の食べ処の料理勝負みたいなコトになってきて、居酒屋化、アミューズメント化が進み、元々の温泉フェチには興味の対象から徐々に外れつつある。
  
 ま、ワシ的には、コノ温泉バブル崩壊はウェルカムである。
 ゆっくりするモン。

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(妾の子であったか、仲間。う〜む。まだまだ出てきそうやな、複雑な過去が。     『花子とアン』より)
          
        

朝風呂突貫突風発作ツアー 下

  • 2013.03.12 Tuesday
  • 15:17
      
 思えば、ソノ予兆は、既にアノ高速道路での気温縞々乱高下にもあったのかもしれん。
 気の乱れ・・・・・・。


 ま、ソレはええとして、平湯温泉街をフラフラと歩き回った後、バスターミナル駐車場のクルマの中で1時間弱ほど、ドロ〜ンとしておりました・・・・・だって、温泉がまだ開かないんだも〜ん。



 ウトウト〜としていたら、突然、クルマがウガウガウガウガと揺れ出したのであります。
砂や小砂利がバチバチバチッと音をたてて車体にブチ当たり、イタタタタタタタというクルマの喚き声が聞こえるようでありました。
窓ガラスなどは、ヒビが入るのではないかと思うほどの強さでありました。

 慌てふためく我々に、ソノ時の模様を写真に収める余裕など無論あるハズもなく、あわわわわ・・・・などとビビッているうちに、クルマの揺れは激しさを増し、おいおいおいおいおいと笑っているうちに(人間、ワケもわからない恐怖に遭遇すると、何故か笑ってしまいます)・・・・ついに、クルマはフワッと浮いたかと思ったら横転、ソノ後、宙に舞い上がり、竜巻に巻き込まれ、気がつけば、我々はクルマごと、奥穂高山中に横たわっていたのでありました。
 最初の1〜2行目以外全部ウソですが、ホントに浮くんじゃないかと思うほど、キョーレツな風に煽られたのであります。

 目の前では、カマイタチが暴れまくっております。
 小型の竜巻のようなアレ。
 詳しくは水木しげるの『妖怪大図鑑(上下巻)』をご覧下さい。

 何か手荷物を飛ばされたオッチャンとオバチャンが、何故か笑いながらソノ飛ばされたブツを追い掛け回して走り回り、ソノ他の人々はターミナルビルの軒下に避難し(ターミナルビルはまだ開いておらず中には入れない)、恐怖に慄(おのの)きながらニヤつきつつ、ただただカマイタチが暴れ狂うのを呆然と眺めているのでありました。
 やはり、突然起きた天然系恐怖を前に人々は皆、全体的に笑うのでした。

 やがて、事態は収束し、幸い、駐車場を笑いながら走り回る二人は無事でしたが、巻き上げられたブツは数十メートル上空をスススススとチョー高速でスライドするように移動し、シュシュシュと急降下したと思ったら、ターミナルビルの屋上アタリにシュトッと落ち着いたようでありましたが、正確なトコロはよく分かりません。

 奥深い山の中では、コノような激しい自然現象も、アタリマエなのかもしれない、と、ミョーに感心したりナットクしたり、カマイタチの恐怖にビビッて、ケツの穴をキュッと締めたり、いろんな反応をしておったのですが、コレは飛騨の山中だけで起きた自然現象ではなく、全国で断続的に勃発した春の珍事というか災害であったのだなぁと、帰宅後テレビで知るコトになるのであったのであったのであるが、ソノ時はまだソノようなコトを知る由もなく、ワシはコレを「奥飛騨のカマイタチ」と名づけて、長く記憶に留めようと考えたりしていたのであったのであったのである。


 ま、ドコで何が起きてもソレはソレとして、我々は初志貫徹なのである。
 アタリマエである。
 ソノためだけにココに来たのだから。
 何なら、カマイタチのお背中ぐらい流しますよ、てなもんよ。
 満を持しての「アルプス街道平湯温泉」である。



湯質はワシ好みのアレです。
アレって?・・・・・・
ま、こんな感じ。



濁って油っぽい、よしよし地中深くから湧き出てきたのだなぁ!ガンバッタなぁ!エライなぁ!という感じの、温泉らしい温泉でありました。
ただ、湯質のわりにニオイは弱かったですね。はい。
浴槽の底には何かドロッと溜まっていて、このアタリが最もワシ好みの部分でありました。
・・・・・・・ん? まさか、垢ではあるまいな。
 ちなみに、朝イチ風呂は終始ワシ独りでありました。平湯温泉独占。独温泉。独泉。家内情報では女風呂も独泉だったというコトです。ま、こんなモノ好きは他におらんというコトでしょう。ただ、ワシらが上がった頃から、ドシャメシャに大入りになったようです。


 コノ後、広間で仮眠をとっておるうちに、吹雪になり、ヤバイヤバイと慌てふためき飛び起き、寝ぼけたアタマのまま、何故かシャキッと、ターミナルビル中にいい匂いを漂わせている焼きたてクロワッサン・カレーパン・アップルパイおよび、揚げたて熱々飛騨牛コロッケをザザザザッと買い、クルマに飛び乗り、帰路についたのでありました。

 ところで、いつも思うコトなのですが・・・・・飛騨牛だの近江牛だの松坂牛だの葉山牛だの山形牛だの神戸牛だの能登牛だの、各地の名産牛肉を謳い文句にしたコロッケは、娑婆中行く先々にありますが、だいたいドレも間違いなく美味い。
 が、しかし、アレは別に牛肉の美味さによるモノではなく、ジャガイモの良し悪しによって決するモノだと思うのですよ。
 いくら美味い上モノの牛肉でも、ミンチにされ、チリチリバラバラになり、しかもコロッケに用いられる程度の量の牛肉で、そんなに違いが出るか?
 牛肉の味の違いが明確に分かるほど入れられているとするなら、そりゃコロッケではなく、もはやメンチでしょ。


 というワケで、今回の朝風呂突貫突風発作ツアーのリポートは、「コロッケは牛肉のみによって支配されるモノではない」という結論をもって、終了させて頂きます。
 ご清聴(ご静聴?)ありがとうございました。
    

風呂の中のジジイババアの生態と娑婆の相関関係

  • 2013.02.23 Saturday
  • 12:56
   
 本日のはやや長大なので、忙しい方、何となく気分の優れない方は、読まないほうがよいと思う。
    

 久しぶりに行ったトアル温泉銭湯。 
 温泉銭湯というのは、たまに行くと、チョロチョロとマイナーチェンジしていたりする。
 ソコも、椅子が大きめの抗菌タイプのモノに総換えされていた。
 洗い場の座椅子ね。
 古くなったモノ、傷んだモノから順番に、チョッとずつ新しいモノに交換していき、結果、統一感なくバラバラの椅子が何個かずつ揃えてあるトコロも多いが、全部ドーンと「+Ag抗菌」というシールの貼ったモノになっていた。
 壮観である。
 前はどんなのだったか・・・・・思い出せないが、ソーいえば2〜3種類のモノが入り混じっていたような気がする。
 「ココらでイッパツ、ドーンと全部換えてやれ。パシッと統一しよう。カッコええしな。コノ業界も競争激化でキビシイしな。汚れてくすんだバラバラの椅子では、見栄えもせんしな。アベノミクスで円安株高でマインド的には明るいようなソウでもないような・・・・・、ま、換えよ。」と社長は思い切った決断をした。        ・・・・・のだろう。たぶん。

 というコトとは全く関係なく、久しぶりに行ったソノ浴場で異様な光景を目にした。
 中程度の浴槽が二つある。
 ひとつは、深くタップリの湯がダブ〜ンとユッタリとある。運動会の練習などで、整列してシ〜ンとしているような時に、後のヤツにやられた「膝カックン」のような姿勢で浸かる。
 もうひとつは、浅く湯船の底から集団オナラのように、ゴボゴボゴボゴボと泡が出続けているタイプ。足を伸ばし座して浸かる。


 さて、浴室に一歩足を踏み入れて、ワシは一瞬カタマッタのである。
 ソノふたつの浴槽が、合わせて十数人のジジイで満たされていたのである。
 しかも、みんなコッチ方面に顔を向け笑っているのである。
 ワシの長い温泉人生をもってしても、こんな光景は初めて目にした。
 無論、ジジイに満たされた浴槽など、いくらも経験している。
 ならば、何が初めてだというのか。
 何がワシを驚愕させたというのか。

 フツウ、浴槽を満たすジジイというのは、ジジイらしく痩せている。



ま、こんな感じ。
痩せたジジイが比較的無表情で、「ん〜」と唸りながら各々は無関係に、無口に浸かっているものなのである。「無」が多いのだ。枯れた「無」の境地なのである。

 ところが、ワシが目にしたのは・・・・



こういうコトになっていたのだ。

 そう。
 デブのジジイだらけで、みんな笑っていて、騒がしくお喋りしているというか、はしゃいでいるのである。こんなデブジジイが集団で、何をしておるのか。
 そもそも、こんな肥えたジジイというは、そんなにドコにでもいるものではなかろう。
 しかも集団となると・・・・相撲部のOB会か、肥満友の会(高齢者の部)か、「全国肥えたジジイネットワークの冬の例会in北陸」みたいな感じの集団(アル種の仲よし会)なのか、よく分からない、何も分からないが、ドーしてコウも肥えたジジイが、こうも集団で温泉に浸かっているのか、こうも嬉しそうなのか、全ては謎である。とにかく異様であった。
 ま、ソレだけのハナシなんですけどね。


 風呂の帰り、このハナシを家内にしたら、もっとオモシロイというか興味深いハナシを聞いた。
 まるで「お笑い」のネタみたいなハナシで、出来過ぎで、家内の作り話かと思ったくらいで・・・・しかし、家内にはそんな知恵も能力もないので、事実であろうコトは間違いないと思える。

 隣の洗い場のババアが歯磨きをしておった。
 歯ブラシにチューブから搾り出した歯磨きを付け、ゴシゴシと磨き始め、ホドナクして、口中を泡だらけにしたまま手を止めた。
 つい今しがた搾ったチューブを手に取り、シゲシゲと凝視し始めた。
 しかし、ババアは老眼である(たぶん)。
 表にしたり裏にしたりタテにしたりヨコにしたりして、チューブに書かれた文字を読み取ろうとするが、いかんせん老眼(たぶん)だから細かい字は読めない。かといって、大きく書かれたカタカナのオシャレな文字は意味不明で、結局、解読不能だったようである。
 歯ブラシを片手に、アングリ開いた泡だらけの口からは、タラタラとヨダレも垂れ始めた。
 絶対的な時間としてはそんなに長いものではないが、風呂の洗い場で突然湧いた空白時間という相対的な時間としては、随分長い時間が流れた。
 
 想像して頂きたい。
 ババアが素っ裸で、歯ブラシを片手に、口から泡を噴き、ヨダレを垂れ流し、歯磨きチューブを凝視し、「う〜んう〜ん」と唸りながら首を傾げる様を。



 ドレほどの時間が経過しただろうか。
 ババアは突然、歯ブラシもチューブも放り投げ、ペッペッペッペッと口の中にあるモノを全て吐き出し、シャワーの湯をダダダダダと己の口の中へ注入し、おまけに、空いた手を口の中に突っ込みガガガガガと、鍋の内側を洗うようにして、もう、とにかく、口の中にある歯と舌と喉のチンコ以外の何もかもを全部洗い出そう、全てを洗い流し、ツライ過去も消し去ってしまいたい・・・・といった勢いで、排水溝へ、想い出も遠い記憶も近い記憶も全て流し去ったのであった。

 家内は「もしや?!」と思いつつ、横目で、放り出されたチューブを見たそうです。
 そして、ソコに「洗顔クリーム」と書かれているコトを確認し、「ん〜」とナットクしたそうです。
 ワシも是非、ソノ場にいたかった。
 呼んでくれれば、直ぐに馳せ参じたのに・・・・・あ〜、ワシも目撃者になりたかったなぁ〜。残念。
 ソレにしても、である。
 「洗顔クリーム」だと気づくのに、泡泡になるほどゴシゴシし、かつ、判定が下りるまでのかなりの時間、ハッキリと断定できないほど、「洗顔クリーム」というのは美味しいのか?歯磨きと区別つかないほど、質感や味が歯磨きと酷似しているものなのだろうか?
 ・・・・・というコトが素朴な疑問点として残るワケである。
 或いは、ババアの味覚神経はソレほど鈍化していたというコトであろうか。  


 男風呂でも女風呂でも事件が起きていたのだ。
 何かミョーに感心してしまった。
 男風呂でも女風呂でも、高齢者、即ち、ジジイババアが醸し出す味は秀逸である。
 理屈抜きの存在感は、二十年や三十年生きたくらいでは、出るものではない。
               
 風呂帰り、ワシと家内は双方の風呂で取材した事件を報告し合ったワケである。
 笑いながら、ワシは思った・・・・ジジイババアが伸び伸びと自由に生きれる娑婆は、ひとまず安泰なのかもしれんぞ、と。
        

吊るし柿カーテン

  • 2012.11.03 Saturday
  • 22:05
      
 時々登場します「せせらぎの郷」。
 今晩、久しぶりに行ってきました。
 温泉銭湯です。はい。
 温泉銭湯、以前は日帰り温泉とも言ってましたが、最近は立ち寄り温泉などとも言いますねぇ。
 
 温泉銭湯・・・・・・銭湯だけど、お湯は温泉だよ〜ん。 
            沸かし湯じゃありませんから、という感じ、かな。
            温泉だけど、ジャンルとしては、ま、銭湯ですから、はい。
            けど、銭湯だけど、温泉ですから・・・・ま、ドッチでもいいけど、という感じ。
  
 日帰り温泉・・・・泊まれんよ。
            温泉だけど、浸かるだけやからね。ソノ日のうちに帰ってよ。
            閉館時間には電気消すから。バッと真っ暗にするから。
             と、温泉のシステムについて、コノ際、ハッキリさせときましょう、て、コト。

 立ち寄り温泉・・・コレは日帰り温泉というシステムをさらに明確化、厳格化した言い方。
            滞在時間について、もっと鮮明に、帰るのは当然で、用が済んだらサッサと帰れ、と。
            時間的な主体は温泉の前後にあり、温泉滞在は「束の間」の出来事だからね。
            ・・・・という感じ。


 か、ドーかは分かりませんし、というコトとは全く関係なく、しかも、温泉リポートなのに肝心の温泉とも関係のないリポートです。今晩のは。
 「せせらぎの郷」の玄関前に、巨大吊るし柿があったので、一応ご報告を、と思いまして・・・・ええ。
 ・・・・巨大吊るし柿といっても、巨大な柿を吊るしてあるという意味ではありませんので、アシカラズ。


玄関の外から撮ったモノ。


吹き抜けふうになっているエントランスの天井の梁から、ダダダダダダとブラ下がっておりまして・・・


・・・・・チョー大粒の雨粒のようにも・・・・・・・見えんか。



 エコカーテンとして機能するかドーかは知りませんし、する必要もないでしょうが、しそうな気がします。そんな巨大吊るし柿でありました。
 本日は以上でございます。はい。
      

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